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藤田学のブログ 議と勇

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反対意見は「思い」の証拠

 ゴールデンウィークは明日から、その前日の今日、町田青年会議所の理事会が開催された。懇親会が終わって、本日も深夜の1時に帰宅。自転車で30分であったが、美味なもつ鍋に緑茶であった為、帰りも楽であった。
 さて、理事会のある審議案件で、今期、初めてであろう「反対票」が投じられた。その理事者は、「もっとメンバーから預かっている会費であるということを意識してほしい」と訴えた。
 反対するには、意外とエネルギーが要る。議員の時、私自身も何度か反対したことがあるが、先輩にはしかられ、同志にも意見され、なによりも信頼関係を保っていた市管理職、市長、助役との関係も当然微妙になることもあった。
 「こんな思いをするなら、だまっていたほうが良かった」と思うことも、正直あった。しかし、それは仕事であったから、貫き通すことは使命であった。
 しかし、JCの席は、あくまでも手弁当のボランティア、意見しなく、仲間と友好関係を保った方がよっぽど良い。しかし、彼は、JCを思い、仲間を思い、「反対票」を投じたのだ。
 これが本当の友情である。
 彼の姿勢に敬意を表し、私も監事講評で思い切って言った。「今日の○○君の反対票はあり!理事会も地方議会も、全会一致の賛成ほど間抜けなものはない。これが、健全な会議である。北朝鮮じゃないのだから・・・・・」、最後の例えは悪かったが、思いは通じたかな?
 ちなみに、先の市の管理職の皆さんとは、一層信頼関係が深まり、今でも、道端で声を掛け合いながら、友好なお付き合いをさせていただいている。相手の腹の太さには、私自身学ばせていただいている。
 
by manabulog2007 | 2007-05-02 00:00